知る人ぞ知る、こだわりのジャパニーズウイスキー
ジャパニーズウイスキーといえばサントリー山崎、白州、響、ニッカ竹鶴、余市、ベンチャーウイスキーイチローズモルトなどが有名ですが、ほかにもジャパニーズウイスキーはたくさんあります。
今回は上記のような有名・ド定番ではない、知る人ぞ知るジャパニーズウイスキーをご紹介いたします。
全国各地で生産されているので、あなたの地元のウイスキーもあるかもしれません。
御岳 ONTAKE シングルモルト 2023
1845年に薩摩(現 鹿児島県西半部)で創業された焼酎メーカーの西酒造。
2019年にウイスキーを製造する御岳蒸留所を構え、最初にリリースされたウイスキーがこちらです。
「世界を狙う、じゃない。世界が狙う、ウイスキーになる。」を信念に誕生したジャパニーズウイスキーで、ノンチルフィルター、着色料不使用というところからもこだわりが感じられます。
焼きリンゴなどの甘い香りと、スパイスや香ばしいトーストなどの香りが重なり、辛口でありながらフルーツケーキやバニラのような味わいが愉しめます。


厚岸 シングルモルト 寒露 2020
2016年から蒸溜を始めたウイスキーメーカー。
北海道南東部の厚岸町(あっけしちょう)にある蒸溜所で、スコッチの伝統製法を受け継ぎ、厚岸の風土を加えたウイスキーを製造しています。
このボトルは「二十四節気(にじゅうしせっき)シリーズ」の第一弾で、銘柄に「寒露」という名称がつけられています。
いちご、オレンジ、リンゴ、穀物、レモン、ミルクのような甘さが特徴です。
2025年3月時点で二十四節気のうち18種類のボトルがリリースされています。


株式会社金龍 YUZA Sherry Cask Finish 2023
株式会社金龍は1950年に山形県酒田飽海地区の日本酒メーカー9社の出資で設立されました。
日本酒品評会で金賞を受賞するような品質にこだわったメーカーが集まり、ウイスキー作りにもその品質へのこだわりは受け継がれていきました。
遊佐蒸溜所のウイスキーのコンセプトは
Tiny(ちいさな)
Lovely(かわいい)
Authentic(本物の)
Supreme(最高の)
頭文字を取った「TLAS(トラス)」です。
とても小さくかわいい蒸溜所ですが、作るウイスキーは本格的で最高品質を目指すという意味が込められているそうです。
こちらの商品はCLAUDE WHISKY(クロードウイスキー)という国産ウイスキー専門店限定で販売されたボトルです。
バーボン樽で3年以上熟成させた原酒を、オロロソシェリー樽で8か月後熟したフルーティなシングルモルトウイスキーです。


嘉之助 KANOSUKE HIOKI POT STILL
鹿児島県の2つの蒸溜所で作られたウイスキー。元は焼酎製造蔵の日置蒸溜蔵で原酒を造り、ウイスキー蒸溜所である嘉之助蒸溜所で樽熟成しています。


尾鈴山蒸留所 OSUZU MALT Chestnut Barrel
宮崎県にある尾鈴山蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキー。
自社で栽培した大麦を手作業でモルティング(発芽させること)し、宮崎県産の栗とアメリカンオークを使用した樽で3年熟成。
カスクストレングスで瓶詰めされています。

